慶應義塾では、研究課題のステージに合わせて「3つの段階」(シーズS0、シーズS1、シーズS)に分類して支援を行います。
支援対象となったシーズについては、人材育成、シーズ育成、事業化支援等を、それぞれの状況に応じて行います。
シーズ分類について
シーズS0
若手対象。支援終了時までに事業計画の策定を目指すシーズ
シーズS1
起業前対象。支援終了時までに民間からの資金調達に関してVC、CVC,事業会社等と対話を実施した上で、起業することを目指すシーズ
シーズS2
起業直後対象。支援終了時までに自走可能な民間資金の獲得を目指すシーズ
現在募集中の公募情報はこちら
| シーズS0(若手育成) | シーズS1(起業前) | シーズS2(起業直後) | |
|---|---|---|---|
| 対象 | スタートアップによる医療系シーズの社会実装を志す大学等の若手研究者* | スタートアップにより医療系シーズの社会実装を推進したい大学等の研究者 | アカデミア由来の医療系シーズの社会実装を目指す起業直後のスタートアップ |
| 支援期間 | 最長2年間 | 最長3年間 | 最長2年間 |
| 支援額 | 原則、上限2,000万円/2年 | 原則、上限9,000万円/3年** | 原則、上限3億円/2年 |
| 研究代表機関 | 大学等のアカデミア | 大学等のアカデミア | スタートアップ企業 |
| 目標 | 大学等のアカデミア支援終了時までに事業計画の策定を目指す | 支援終了時までに民間資金調達に関してVC、CVC等と対話を実施した上で起業を目指す | 支援終了時までに自走可能な民間資金の獲得を目指す |
*若手研究者とは、AMEDが定義する「若手研究者」を意味し、公募年度の4月1日時点において、①年齢が満43歳未満の者、②または博士号取得後10年未満の者のいずれか高い方とします。③ただし、出産・育児または介護により研究に専念できない期間があった場合は、①あるいは②に当該期間分(最長2年間)加算することができます。
**2年目終了時にステージゲート評価が実施され、通過後に 1 年の実施期間と支援額が追加されます。
発掘・選定から事業化まで一貫したVCとの協力・連携体制
慶應イノベーション・橋渡し拠点とスタートアップ支援部門の連携等による継続的な伴走支援
慶應ビジネス・スクールの人気科目
「起業家に学ぶ」の受講機会の提供
慶應病院内のインキュベーション施設の利活用
産業界人材とのネットワーク、経営人材獲得支援など、大学が持つ起業支援の基盤・プログラムの活用
Stanford SPARKとの協力・連携による人材育成・課題支援プログラム
日本から米国への展開を重視した医療系国際産業育成プログラム
橋渡し研究や医療系の起業について柔軟な時間で学べるオンライン講座
上記に加え、様々な施策や連携を通じ、人材育成、ネットワーク形成、パートナー探索などを支援します。