セミナー・講習会 に関するニュース

第49回 臨床研究推進啓発セミナー
システマティックレビュー/診療ガイドラインの正しい読み方 -GRADEアプローチ/エビデンスの確実性のポイントを整理する(研究デザインBrushup①)

以下のとおり、第49回 臨床研究推進啓発セミナー(2023年度 第1回 臨床研究発展セミナー)を開催致します。

皆様のご参加をお待ちしております。

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開催日時・場所

 日時:2023年9月6日(水)18:00~19:00
 会場:Web配信形式での実施です

演題

システマティックレビュー/診療ガイドラインの正しい読み方
-GRADEアプローチエビデンスの確実性のポイントを理解する-
(研究デザインBrushup①)

|概要

 診療ガイドラインは現在多様化する医療において必要不可欠の存在であり、非専門領域であればあるほど診療ガイドラインの活用が重要となります。診療ガイドライン作成の基本はこれまでに報告されている研究を科学的に統合するシステマティックレビュー/メタ解析(Systematic review: SR/Meta-analysis: MA)を行うことです。しかし、SR/MAで統合された結果が果たしてどれくらい正しいのか、その統合には意味があるのか、このようなことを考える必要があります。
 "エビデンスの確実性"の評価のためにはエンビデンスの質をGRADE systemで評価することが必要です。GRADE systemによる評価では、5つの要素を評価し最終的に4つのgradeに分類します (高、中、低、非常に低)。本講演ではSR/MAを正しく読み解くために必要なGRADE system、その中でもエビデンスの確実性の解説を行います。同時にSR/MAのrisk of biasの評価から見える質の高いRCTのポイントについても触れてみたいと思います。

講師

慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター
教育研修部門 特任助教 安田 英人 先生

|対象

これから研究を始める若手研究者・研究支援者や大学院生をメインターゲットとしています。
医師・歯科医師、看護師・薬剤師等のメディカルスタッフ、事務職員などの病院教職員(学外の方も参加できます)

お申込方法

慶應義塾大学病院 臨床研究教育研修 受講管理システムよりお申込み下さい。
お申込み頂いた方には受講管理システムにご登録頂いているメールアドレス宛に当日の受講案内(ZOOM URL)をお送りします。

※申込締切:2023年9月1日(金)

ポスターはこちら

臨床研究教育研修 受講管理システムはこちら(ログインしてお申込みください)

主催(お問い合わせ先)

 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター(担当:教育研修事務局)
 e-mail:edu-tra@ctr.hosp.keio.ac.jp