橋渡し研究支援
研究シーズの募集
文部科学大臣に認定された全国11ヶ所の橋渡し研究支援機関のうち私立の機関は学校法人慶應義塾のみです。そのため、慶應義塾のみならず、首都圏の私立大学を中心に大学・研究機関の研究シーズの臨床応用に向けた支援に力を入れています。
学内外から未来の医薬品、医療機器、再生医療製品等につながる優れた研究シーズを広く募集しています。医歯薬学系だけでなく理工系で創出された研究シーズも歓迎いたします。
医療現場に届けたいと思う研究成果をお持ちの研究者の方、臨床研究へ進める価値がある研究シーズを取り扱われている産学連携・知財担当者の方は、橋渡し研究支援をお申込み下さい。また、橋渡し研究支援に関するご相談も受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
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令和5年度橋渡し研究プログラム支援研究(シーズA、preF、シーズB、シーズF、シーズC)課題について
【応募締切】2022年9月30日(金)正午 ※受付を終了しました。 -
令和5年度橋渡し研究プログラム支援研究【異分野融合型研究シーズ(シーズH)】課題を募集中です。
【応募締切】2022年10月31日(月)正午
⇒ 公募情報はこちらをご覧ください
研究シーズの橋渡し支援について
慶應義塾では、臨床応用の可能性のある研究シーズを研究の進捗状況に合わせて「3つの段階」(シーズA、シーズB、シーズC)に分類して受入れています。支援対象となった研究シーズについては、電子管理システムによる一貫した情報管理を通じて関係者間で研究開発戦略を共有し、それぞれの進捗状況に応じて必要な支援を行うことができる体制を整えています。
また、橋渡し研究プログラムのうち、異分野融合型研究開発シーズの支援を実施する機関にも選ばれておりますので、当該シーズをシーズHとして受け入れ、支援を実施しています。
〔研究シーズの段階について〕
シーズH 異分野融合型(要素技術の原理確認、シーズA移行目指す基礎課題)
シーズA 関連特許出願を目指す基礎研究課題
シーズB 非臨床POC取得及び治験届出を目指す課題
シーズC 治験又は高度・先進医療等を実施し、臨床POC取得を目指す課題
どの段階からでも研究シーズを受入れていますが、企業等による実用化につなげるためには「知的財産権の確保」がとても重要なポイントとなります。まだ基礎研究レベルであっても、医薬品や医療機器等として臨床現場に応用できるポテンシャルを有するものがあれば、できるだけ早い段階で(学会等で研究成果を公表される前に)、トランスレーショナルリサーチ部門にご相談ください。
慶應義塾で支援する研究シーズの決定、支援対象の研究開発戦略の決定等については、臨床研究推進センター長ほか複数の医師、トランスレーショナルリサーチ部門の関係者による「シーズ評価委員会」(月1回)において審議・決定されています。
研究シーズ支援&ご相談等の申込み
慶應義塾大学病院臨床研究推進センターによる橋渡し研究支援を希望される方、橋渡し研究支援に関してご相談・ご質問等のある方は、下記申込みフォーム必要事項をご記入の上、TR部門にお申込みください。内容を確認後、担当者からご連絡させていただきます。
なお、お申込み受領後、受付確認の自動メールを送付いたします。メールが届かない場合は、お申込が未達の可能性がございますので、TR部門(TEL:03-5363-3475/内線:63744)までご連絡をお願いいたします。
・慶應義塾外(学外)の方は、こちらへ
・慶應義塾内(学内)の方は、こちらへ
橋渡し研究支援以外についてのお問合せにつきましては、お問合せフォームからお願いいたします。