令和4年度橋渡し研究 課題募集のお知らせ

2021年9月28日
慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター
トランスレーショナルリサーチ部門
副島 研造

 日頃から慶應義塾大学病院臨床研究推進センターの活動に種々ご尽力ならびにご協力頂き誠にありがとうございます。
 慶應義塾大学では、日本医療研究開発機構(AMED)革新的医療技術創出拠点プロジェクト(~令和3年)の橋渡し研究拠点として、臨床応用・実用化を目指すアカデミア発の医療シーズ(医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品)に対して臨床研究推進センターが研究開発の支援を行っております。
 この度、令和4年度の橋渡し研究課題の募集を開始しました。募集課題はシーズA、preB/シーズB、preC/シーズCです。アカデミアでの基礎研究の成果による革新的な医療シーズ創出を目指す方々からのご応募をお待ちしております。
 なお、令和4年度以降は、文部科学大臣により橋渡し研究支援機関の認定を受けた機関が橋渡し研究プログラムを運用する新たな制度に移行します(現在、当拠点は認定申請中)。認定の状況、あるいは新しい制度の内容に応じて募集内容が変更になる可能性がありますのでご了承ください。

公募説明会の資料は以下からご覧いただけます。
(参考資料) 2021年10月4日(月)橋渡し研究講習会(橋渡し研究シーズ公募説明会)資料のダウンロード

【募集課題】TR2021.PNG
新規の医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品の実用化につながる可能性のある研究開発課題、医療イノベーションの推進につながる可能性のある研究開発課題。

※preB、シーズB、preC、シーズCにおいて、企業連携により開発を進める課題の場合には、企業のコミットメントを明確に記載したうえで応募してください。
※慶應拠点でのシーズ未登録課題の申請を予定している方は、申請前に事務局までご相談ください。(シーズB、preC、シーズC対象者のみ)

【研究費支援期間】

  • シーズA: 1年度間 (継続審査のうえ、最大2年まで支援可能)
  • preB: 最長2年度間
  • シーズB: 最長3年度間
  • preC: 1年度間
  • シーズC: 最長3年度間

【応募資格】所属機関において、AMED等公的資金管理が可能な研究者      
 慶應義塾大学においては、慶應義塾と雇用関係のある"常勤"の研究者が応募対象となります。

【応募締切】2021年 11月 8日(月)正午   

【ヒアリング日程(予定)】
シーズA、preB/シーズB, preC/シーズCともにヒアリングを実施する予定です。(実施日程は別途ご案内致します。)

※詳細および申請方法は下の表のそれぞれのシーズをクリックし詳細ページにてご確認ください。

達成目標 支援額
シーズA

2年以内にアカデミアからシーズ開発に必要となる主要な特許出願達成

200万円程度/年
preB

・治験開始に必須な非臨床試験パッケージを目指す課題
「項目の確定」(医薬品・医療機器・再生医療等製品)

・臨床性能試験開始の準備完了(体外診断用医薬品)

上記目標を2年以内に達成

最大1,000万円/年
シーズB

・非臨床POC取得及び治験届提出(医薬品・医療機器・再生医療等製品)
・薬事申請用臨床データ取得(体外診断用医薬品)

上記目標を3年以内に達成

最大5,000万円/年
preC

・治験開始
(治験製品の製造や治験実施の体制整備等、医師主導治験等の準備完了 )

上記目標を1年以内に達成

最大1,000万円/年
シーズC

・臨床POC取得(医薬品・再生医療等製品)
・治験又は性能試験を行い承認・認証(医療機器)

上記目標を3年以内に達成

最大8,000万円/年