研究関連 に関するニュース

令和2年度橋渡し研究(シーズA)課題募集のお知らせ

2019年7月10日
慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター
トランスレーショナルリサーチ部門
副島 研造

 日頃から慶應義塾大学病院臨床研究推進センターの活動に種々ご尽力ならびにご協力頂き誠にありがとうございます。
 慶應義塾大学では、日本医療研究開発機構(AMED)革新的医療技術創出拠点プロジェクトの橋渡し研究拠点に採択されており、臨床応用を目指すアカデミア発の医療シーズ(医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品)に対して臨床研究推進センターが研究開発の支援を行っております。
 この度、令和2年度の橋渡し研究戦略的推進プログラムにより当センターが開発支援を行う研究課題(シーズA)の募集を開始しました。
 アカデミアでの基礎研究の成果による画期的な医療シーズ創出を目指す課題、特に研究の初期段階において、幅広く強い知的財産の確保を目指す課題がございましたら是非ご応募ください。また、シーズA以前の基礎段階の研究においても、医歯薬系ご所属以外の研究者による異分野の先端技術・知識を利活用して医療イノベーションの推進を目指す課題について応募を受け付けます。ご不明の点は事前にご相談ください。

【募集課題】
 新規の医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品の開発につながる可能性のある研究開発課題。
※医学・歯学・薬学・理学・工学等幅広い分野から応募を受け付けます。

⦅シーズA⦆
  達成目標: 2年以内のアカデミアからの主要特許出願
  研究期間: 最長2年間
  研究費額: 200万円程度/年 (直接経費のみ)  

【応募締切】 2019年9月30日(月)正午

【応募資格】 所属機関において、科研費等公的資金管理が可能な研究者      
       慶應義塾大学においては、慶應義塾と雇用関係のある"常勤"の研究者が応募対象
       となります。

【申請方法】
 ※募集は締め切りました。多数ご応募いただき、ありがとうございました。

(参考資料) 2019年9月2日橋渡し研究講習会(研究費申請)資料のダウンロード

【選考方法】
 申請書の書面評価による一次審査の後、二次審査としてヒアリングを行う場合があります。
 ヒアリング審査実施日程は、詳細が決まり次第、本ホームページにてお知らせいたします。

【結果通知 (予定) 】2019年11月下旬から12月中旬以降

【注意】
・AMEDによる令和2年度橋渡し研究戦略的推進プログラム事業に関する連絡により、上記の内容が変更になる可能性があります。変更については随時HPにて公表します。
・研究代表者はシーズ研究開発を実際に担当している方のお名前をご記載ください。
・対象は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)に基づく医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品の承認を目指す研究課題です。提案される研究が、医薬品・医療機器・再生医療等製品・体外診断用医薬品の開発とどう結びつくかを明確に記載して下さい。
・化合物の名称に関して、知財等の観点から記載が困難である場合には、コード番号等での表記(例:既存薬X、Y等)を行った上で、出来る限り具体的に研究内容をご記載下さい。また、取得する特許についても、明確に記載してください。具体性に欠ける提案は評価対象外とする場合がございます。

【ご質問について】
 応募に関するお問い合わせは以下のフォームよりお願いします。
    ➡ 橋渡し研究費/相談申込フォーム

【参考】
 革新的医療技術創出拠点プロジェクトについて
 https://www.amed.go.jp/program/list/05/01/001.html

 橋渡し研究戦略的推進プログラムの採択拠点について
 https://www.amed.go.jp/program/list/05/01/001_ichiran.html

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慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター
トランスレーショナルリサーチ部門
メール: info-tr@ctr.hosp.keio.ac.jp
電話: 03-5363-3474 (内線63744)
慶應義塾大学 信濃町キャンパス 臨床研究棟109A