セミナー・講習会 に関するニュース
第5回 橋渡し研究戦略的推進プログラムシンポジウム
2017年度よりスタートした革新的医療技術創出拠点プロジェクトの１つである「橋渡し研究戦略的推進プログラム」は、日本医療研究開発機構（AMED)の支援を受け、画期的な医薬品・医療機器等を効率的・効果的に国民へ還元することを目指し、大学発の有望な基礎研究成果を臨床研究・治験へ橋渡しすべく日夜活動を行っています。 今年も下記の通りシンポジウムを開催する運びとなりました。今回は、当プログラムのプログラムディレクターでありかつ山梨大学副学長、融合研究臨床応用推進センターセンター長の岩崎甫先生から「革新的医療技術の創出を目指して~アカデミアシーズを如何に臨床現場に届けるか～」という内容でご講演頂きます。また、京都府立医科大学創薬センターセンター長・同大学大学院医学研究科創薬医学特任教授の酒井敏行先生からは、MEK阻害剤トラメチニブ（メキニスト®)の発見から研究開発までをお話頂きます。
更に、研究戦略的推進プログラムでご支援している主要な研究シーズの口頭・ポスターによる進捗発表も行います。
研究者・研究支援者はじめ企業や行政関係の皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げます。
【開催日時・場所】
日時： 2020年2月19日（水）
11:00-17:00（10:30開場）
場所： 慶應義塾大学 信濃町キャンパス
北里講堂
参加費： 無料（要申込）
【プログラム】
11:00 開会挨拶
慶應義塾大学病院 病院長 北川雄光
主催者挨拶
慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター 佐谷 秀行 センター長
11:15 基調講演① 「革新的医療技術の創出を目指して～アカデミアシーズを如何に臨床現場に届けるか～」
山梨大学副学長、融合研究臨床応用推進センターセンター長
国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED)
革新的医療技術創出拠点プロジェクト プログラムディレクター
岩崎甫 先生
12:00 Poster Viewing & 情報交換
13:10 基調講演② 「ファースト/ベスト・イン・クラスのMEK阻害剤トラメチニブ（商品名メキニスト）～その発見に至った経緯～」
京都府立医科大学創薬センターセンター長
同大学大学院医学研究科創薬医学 特任教授
酒井敏行 先生
14:10 研究開発プロジェクトの報告
(1) 慶應義塾大学 八木洋 （シーズB）
「腎臓の構造的・機能的修復を可能にする生体コラーゲン材料を用いた新しい注入用ゲル剤の開発」
(2) 慶應義塾大学 戸田正博 (シーズB)
「神経線維腫症2型に伴う神経鞘腫に対する初の免疫療法の開発」
(3) 慶應義塾大学 尾原秀明 （シーズC)
「難治性皮膚潰瘍に対する同種間葉系細胞由来血小板細胞を用いた臨床研究・医師主導治験」
(4) 横浜市立大学 高橋琢哉（宮崎智之）（シーズC)
「（放射線標識）新規AMPA受容体PETイメージング製剤によるてんかん焦点同定の補助診断薬としての臨床開発」
15:50 閉会挨拶 慶應義塾大学医学部
16:00-17:00 Poster Viewing
【お申込み方法】
本シンポジウムへの参加を希望される方は、お申込みフォームからご連絡をお願いします。
【お問合せ先】
慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター トランスレーショナルリサーチ部門
TEL: 03-5363-3474（内線63744）
mail: apply-tr@ctr.hosp.keio.ac.jp