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第57回 臨床研究推進啓発セミナー
組織のQMSの構築
~効率的で円滑な臨床研究支援を実施しよう~

慶應義塾大学病院臨床研究推進センターでは、安全で適正な臨床研究・治験の計画策定ならびに実施に必要な基本知識やコア・コンピテンシーのエッセンスを入門者でも習得していただくべく「臨床研究推進啓発セミナー」を開講しています。皆様のご参加をお待ちしております。

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開催日時・場所

 日時:2024年11月14日(木)18:00~19:00
 会場:Web LIVE配信形式(Zoom)での実施

演題

組織のQMSの構築
~効率的で円滑な臨床研究支援を実施しよう~

|概要

QMSは、臨床研究支援にどのように活用できるでしょうか?

 QMSは、品質マネジメントシステム「Quality Management System」の略称で、組織の製品やサービスの品質を管理・向上させるための仕組みです。QMSは、顧客のニーズと期待に応えるために、製品やサービスの設計、開発、生産、配送、アフターサービスなどの全プロセスを体系的に管理するために 導入されます。

 臨床研究におけるQMSは、研究の信頼性、倫理性、安全性を確保するために、研究の計画、実施、記録、報告に関連するプロセスを統合的に管理するシステムです。これは、データの品質と信頼性を確保し、研究に参加する者の安全を守るために不可欠なものです。

 組織のQMSは、製品やサービスの品質を保証し、継続的に改善するための枠組みです。自組織の組織内外の現状を理解し、継続的にPDCAを回し、改善活動を行うことです。これは、組織の業務の効率性を高め、顧客満足度を向上させ、規制遵守を確保するための重要な手段になります。今回は、これら組織QMSの構築のヒントなどについてお話します。

講師

国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院
臨床研究支援部門 研究品質マネジメント室長
中濱 洋子 先生

|対象

これから研究を始める若手研究者・研究支援者や大学院生をメインターゲットとしています。
医師・歯科医師、看護師・薬剤師等のメディカルスタッフ、事務職員などの病院教職員(学外の方も参加できます)

お申込方法

慶應義塾大学病院 臨床研究教育研修 受講管理システムよりお申込み下さい。
お申込み頂いた方には受講管理システムにご登録頂いているメールアドレス宛に当日の受講案内(Zoom URL)をお送りします。

※申込締切:2024年11月11日(月)

ポスターはこちら

臨床研究教育研修 受講管理システムはこちら(ログインしてお申込みください)

主催(お問い合わせ先)

 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター(担当:教育研修事務局)
 e-mail:edu-tra@ctr.hosp.keio.ac.jp